Pen and Thoughts’s

日々の生活から考えたこと

言葉にすること

ひどく悩み事があると、小さなノートに考えをいっぱい書く癖がある。それが割と楽しい。

 

一番近くて、ノートにびっしり書いてたのは、まだ前の失恋を引きずってた時。ノート三冊分くらいは書いたと思う。その時の恋人とは、付き合っている間も喧嘩ばかりで、付き合っていた二年間くらいの間にも3冊分は何かと書いていたと思うから、計6冊分は悩みや考え、反省、怒り、悲しみをぶちまけたノートがあったこととなる。もちろん、その恋が終わって心の清算がついた時にそのノートはぐちゃぐちゃにして捨てた。

 

今の恋人とはまだ付き合ってそんなに経ってないけど、まだそのノートは1ページも作成されてない。そりゃ仕事で悩むというか、モヤモヤすることもあるけど、ノートを作らないといけないほどモヤモヤしてるわけじゃない。(と思う)

 

でも今年の初め、まだ失恋にやられてた時に今年は日記を書こう。そしたら心のモヤモヤを毎日ぶつけられるぞって思ったんだけど、いつの間にかそんな存在を忘れてて、(や本当のことを言うとたまに思い出したりした日も2日くらいあるんだけど)最後に書いたのが4月7日だった。新しい彼氏と付き合い始めた次の日から、パタリとやめてしまったこととなる。何か関連性はあるのだろうか。

 

ペンを取り出してノートに文字を書くとなると座る場所と机とある程度の時間が必要になる。その時間が多分、新しい仕事と新しい関係と、新しい生活リズムで上手く取れてなかったんだろうな。

 

今日このブログを久しぶりに更新しようと思ったのも、その彼が最近村上春樹のエッセイを買ってくれたから。やっぱり人の考えって面白いし、変わってくし、自分のそういう変化を残してみてみたいというのもあるし、やっぱり言葉にすることってデトックス効果があると思う。自分のこと考えて自分の言葉にする時間を取るっていうことにデトックス効果があるのかもしれないけど。

 

4月7日から止まった日記。また少しずつ書いていけたらいいな。

 

死ぬ前にこのブログも日記も燃やすけどね。